令和3年度卒業
瀬戸川 小春 さん
普通科 進学コース
バスケットボール部
倉敷市立新田中学校 出身
現在
大阪教育大学 教育協働学科
スポーツ科学専攻
大切なのは諦めずに続けてみること
自分の武器を1つでも見つけること
瀬戸川さんとバスケットボール、また、翠松高校との出会いを教えてください。
中学校で最初はなんとなくバスケットボール部に入りましたが、やっているうちに面白さがわかりどんどん好きになっていきました。中学校最後の試合で負けた時「絶対、高校でもバスケをやりたい」と思いましたが、全国大会に行くような強いチームに入れるとは正直思っていませんでした。
翠松高校との出会いは、ある時オープンスクールに参加したことです。そのあと、顧問の先生から「翠松でプレーしませんか」と声をかけてもらいました。早速、部活動体験に参加して、雰囲気も良かったので翠松に行きたいと思うようになりました。
入学当時、不安はありましたか? 高校での部活動は、中学校とどんな違いがありましたか。
最初は不安でしたが、入学前から部活に参加させてもらって、そこで友達ができたのはよかったと思います。
中学校の部活との大きな違いは、遠征試合で、大阪、愛媛、長崎などいろいろなところに行けて、新しい経験がたくさんできたことです。そしてなんといっても、全国大会に出場した時は、会場の広さと熱気に圧倒されましたね。
全国大会へ出場する強いチームでの練習は厳しかったですか? 続けられた秘訣はありますか。
中学校とは練習からレベルが違いすぎて、最初はついていくだけでも大変でした。全国大会に行くような高校だから、先輩も同級生のレベルも凄すぎました(笑)
一度、本当にバスケ部をやめようと思って練習を休んだことがありました。その時、顧問の先生が、自分の経験してきたことを教えてくれたり、いろいろアドバイスをしてくれたりしました。
母は「自分がやりたいようにやればいいよ」と言ってくれ、私をいつも励ましてくれました。一人で悩みをかかえることがなかったので、部活をやめずに続けられたんだと思います。
進路が決まらず悩んでいたけれど
先生が真剣に向き合ってサポートしてくれた
高校3年間、バスケに熱中していて勉強量も足りていなかったし、行ける大学も限られているのかなとか、当初は目指す夢も明確にはなかったので、ギリギリまでどうしようと悩んでいました。
でも、先生が真剣に向き合ってサポートしてくれたおかげで、進路を決めて頑張ることができました。
私の気持ちや強みを優先して考えてくれました。部活をがんばってきた私の経験が生かせそうな、こんな大学もあるよと薦めてくれたり、この日のオープンキャンパスに行ってみたら?といろいろな情報を教えてくれたり、大学に関するいろいろな資料も、めっちゃ用意して持ってきてくれました。
あと、英検の勉強や、放課後にテスト勉強をするときも毎日遅くまで、丁寧に教えてくれました。
部活の試合で授業を休まないといけない時があるんですけど、翌日には、昨日の授業はここまでやったからと先生が教えてくれました。本格的な受験シーズンに入ると、部活の前に受験勉強をしてから部活に行くスタイルに切り替えて、受験勉強を優先させてくれます。両立は忙しくて大変でしたが、メリハリがあって部活動と勉強、それぞれに集中できたような気がします。