翠松高校の看護教育では、学力に個人差がある中でも、どの学生にも一貫して最後までやり遂げる力を身につけることができるように指導をしてくれます。また、将来は看護師として従事することを見据えて、日々の身だしなみやマナーについても学ぶことができました。
グループワークのリハーサル発表で先生から「眠たくなるほど面白くない」と指摘を受け、悔しさが募ることがありました。絶対に先生が思っている以上の発表にしたい! とみんなで決意して、構想を練り直し本番の発表に挑みました。最終発表が終了し、リハーサルでは厳しい評価だった先生が褒めてくれた時はとても嬉しかったです。いま思えば、私たちのクラスは負けず嫌いの学生が多かったので、私たちの力が発揮できるように上手く刺激されていたんだなと感じています。この経験は看護師になった今でも強く印象に残っており、聞き手が理解しやすい内容の資料作成や、わかりやすい勉強会の実施を心がけるなど、現在にも生かされています。
看護科では学年を問わず交流を深めるために、専攻科クラスが主催する年一回の親睦会があります。私が看護科(高校課程)の時、会場を貸し切ってのボーリング大会が開催されました。先生を含めてのチーム対抗戦があり、マイボールを持ってくる先生もいらっしゃったり、先輩・後輩・先生の意外な一面を知る機会にもなり楽しかったことを覚えています。